毎年1月中旬〜3月下旬にかけてオホーツク海に流れつく流氷。
遙かロシアはアムール川から長い旅を経てやってくる流氷は氷下にプランクトンを伴ってくるというお土産つき。
この流氷が豊穣の海・オホーツク海を育んでいます。
網走エリアのおすすめグルメ
- 1:寿し安
- 2:花のれん
- 3:五十集屋(いさばや)
- 4:sushi bar the END 縁戸
- 5:cafe&restaurant 360
- 6:酒菜亭 喜八
- 7:道の駅 流氷街道網走
- 8:ジアス
- 9:シーニック・カフェ 帽子岩
網走周辺の風土・文化について
オホーツク海に面する街・網走。一年を通して晴天が多く、年間降水量・積雪量は比較的少なめです。夏は最高気温が30℃を超える日がある一方、真冬は−10℃以下まで下がる日も。1月下旬には流氷が見られ、流氷観光も最盛期に。一面の流氷原が広がるダイナミックな景色の冬、小麦畑といったのどかな農村風景が見られる夏と、対照的な眺めが広がり、1年を通して楽しめます。
網走周辺の料理・食材について
オホーツク海と4つの大きな湖沼をもつ漁業基地。メンメ(キンキ)やクジラ、流氷明けの毛ガニといった魚介は絶品。獲るだけではなく、育てる漁業もさかんです。例えばホタテは厳しいオホーツク海で越冬させるため、漁師たちが試行錯誤の上、技術を確立させました。また、農業の街でもあり、麦類やてんさい、馬鈴薯といった作物が生産されています。
網走ならではの海鮮料理について
1年を通して海鮮に出会える網走では、旬を知ることが美味海鮮への近道。流氷が訪れる1〜3月はワカサギ釣りのシーズンでもあり、網走湖は釣り人たちでいっぱいになります。流氷が去った4月ごろには流氷下で栄養を蓄え、旨みが増した毛ガニ(海明けガニ)が出荷を迎えます。6月には高級魚のメンメ(キンキ)も登場。夏にはホッケやホタテがおいしく、秋はサケの遡上やサンマに期待できます。また、旬の味わいを少しでも長く楽しもうと「冷凍すり身」発祥の地でもあります。
- ここで食べる理由
- 魚介を使った創作料理が多い網走。オホーツクサーモンやすり身をたっぷりと使った「モヨロ鍋」、オホーツクサーモンを揚げた「ザンギ丼」、網走の魚介を使った「網走ちゃんぽん」……。ユニークなメニューは気軽にランチにいただくこともできておすすめです。
「網走の海鮮料理」を楽しむならこの6店
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寿し安
オホーツク海のネタにこだわり、鮮度の高い上質な魚介類を使用した寿司を提供する老舗店。看板メニューは網走の旬をたっぷり味わうことができる「オホーツク寿司」(全10貫)。釣りキンキやミンク鯨やカニの内子のにぎり寿司も人気。テーブル席や座敷もありグループでも利用しやすいお店です。
営業時間:11:00~13:30、17:00~20:30
住所:網走市南5西2
電話:0152-43-4121 -
花のれん
網走名物のキンキや毛ガニなどの料理が味わえる老舗和食料理店。とくに、一匹ずつ生きたまま漁獲する「網走産釣りキンキ」を使った釣りキンキのコース料理は絶品。季節によって異なる鍋料理やカニ会席やオホーツクサーモンの網走ザンギ丼もボリュームたっぷりでおすすめです。
営業時間:11:00~14:00、17:00~20:30
住所:網走市南5東2
電話:0152-44-7576 -
五十集屋
網走の繁華街に位置する炉端焼き処。新鮮でリーズナブルな旬の魚介が味わえることで知られています。特にカニ料理が絶品で、生カニを焼いた焼きガニは、ジューシーな食感で店一番の人気料理です。
営業時間:月〜土曜は18:00~23:00 (日・祝日は17:00~22:00)
住所:網走市南5西1 太陽ビル1F
電話:0152-43-1011 -
SUSHI BAR THE ∃ND-縁戸-
網走の中心部に位置する寿司BAR。地場産の旬の素材を使用した握り寿司が絶品だと地元客から絶大な支持を得ています。また、知床和牛を使った肉料理がリーズナブルな価格で食べられることでも知られています。
営業時間:月〜木曜は17:30~24:00、金・土曜・祝前日は17:30~25:00
住所:網走市南4西1-8-1 第1セゾンビル2F
電話:0152-67-7699 -
cafe& restaurant 360
ミュージアム「オホーツク流氷館」に入るカフェレストラン。一面ガラス張りの店内からは、オホーツク海や網走湖、能取湖、遠くに知床連山といった美しい景色が眺められます。 「知床産エゾ鹿のロースト丼」や、網走産のズワイガニを贅沢に使った「網走産ズワイガニのレッドカレー」といった地産地消メニューが楽しめます。
営業時間:5〜10月は11:00〜17:00(L.O.16:30)
11〜4月は11:00〜16:30(L.O.16:00)
住所:網走市天都山244-3 オホーツク流氷館2F
電話:0152-67-7643 -
酒菜亭 喜八
鯨の赤身や舌、心臓などの各部位を使用した多彩な鯨料理やオホーツクの旬の食材を使う創作メニューが味わえる居酒屋。料理はもちろん、本格焼酎や日本酒などアルコールメニューも充実しています。鯨の代表的な部位を一度に味わえる「くじらづくし」(写真上中央)が人気です。
営業時間:16:30〜23:00
住所:網走市南4西3
電話:0152-43-8108
「網走の海鮮料理」を楽しめる2大イベント
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ABASHIRIバル
網走の旬を味わうグルメフェスティバル「ABASHIRIバル」。ホタテ貝でコラージュした創作おつまみとお酒が楽しめると、地元客から毎年大人気のイベントです。イベント専用のチケットを購入し、ラリーに参加。イベント終了後に行われる抽選に当たると、網走の特産品がもらえる嬉しいプレゼント特典もあります。
期間・時間:おもてなしバル、秋バル
会場:市内参加店舗
料金:3枚綴りチケット2500円、5枚綴りチケット3500円
電話:0152-44-5849(網走観光協会) -
網走カニめしキャンペーン
網走市内の人気飲食店が流氷明けのカニの美味しさを伝えるべくオリジナルのカニ料理を考案し、期間限定で提供。2019年実施時は35店舗が参加、焼きガニからグラタンなど和洋中さまざまなメニューが並びました。食べた店舗数に応じて抽選に挑戦することができ、流氷明けの毛ガニなどが当たるキャンペーンも実施します。
期間・時間:毎年4月下旬〜6月下旬
会場:市内参加店舗
料金:メニューにより異なる
電話:0152-44-5849(網走観光協会)
網走で味わいたい流氷ドリンク
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流氷ドラフト
本物の流氷を仕込み水に使った発泡酒。オホーツクをイメージした青色は天然色素クチナシによるものです。すっきりと爽やかな飲み口。
この店で買える
道の駅 流氷街道網走
冬季は「流氷観灮砕氷船おーろら」の発着所として使われる道の駅。特産品を販売するショップが入っています。営業時間:9:00〜18:30(施設により異なる
11〜3月は〜18:00)
住所:網走市南3東4
電話:0152-67-5007 -
流氷カクテル
ほんのり青いリキュールに本物の流氷を浮かべたオリジナルカクテル。ウォッカベースのお酒でカクテル好きにオススメな一杯です。
この店で飲める
スコッチバージアス
流氷を使ったカクテル「プラネットオブブルー」や、地物のマタタビで作るフローズンカクテルなど網走しいカクテルや豊富な世界の銘酒が味わえます。営業時間:19:00〜翌3:00
住所:網走市南3西2 第2ツカサビル1F
電話:0152-43-5939 -
流氷ソーダ
オホーツクブルーなソーダの上に流氷を表現したバニラアイスが浮かびます。涼しげなグラスの美しさと一緒に味わって。
この店で飲める
シーニック・カフェ帽子岩
「流氷硝子館」に入るカフェ。冬は流氷が浮かぶオホーツク海を一望できます。営業時間:10:00〜16:30(L.O.、閉店17:00)
住所:網走市南4東6-2-1
電話:0152-43-3480