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ご当地グルメ

新しく生まれた味、引き継がれるソウルフード

ご当地グルメとは、その土地の特産品を生かした、その土地でしか味わえない料理のこと。この名称で呼ばれるものは、一つのまち、あるいは複数の市町村にまたがる地域が地域振興の一環として開発した料理である。ここでは、郷土料理を含めて紹介する

地域振興系のご当地グルメには、定義とルールが設けられている。たとえば、「富良野オムカレー」の定義は、「国民食のカレーとオムライスを組み合わせ、地元食材と提供スタイルにこだわった新カテゴリーのご当地カレー」とされ、ルールは「お米は富良野産を使い、ライスに工夫を凝らす」「卵は原則富良野産を使い、オムカレーの中央に旗をたてる」「富良野産の食材にこだわった一品と『ふらの牛乳』をつける」など六つある(「富良野オムカレー オフィシャルサイト」より引用)。日本一の生乳生産量を誇る別海町では、もう一つの名産である野付産ホタテを使った「別海ジャンボホタテバーガー」を生み出した。「バンズは地元のパン屋さん『カフェ・オーク』で作ったものを使う」「野付産のジャンボホタテ(2Lサイズ以上)を使う」「ホタテの調理法は春巻きとする」「ソースは3種類用意する(各店オリジナル)」など10のルールがあり、具材のはさみ方まで決められている(「別海ジャンボ牛乳&ジャンボホタテバーガー」公式サイトより引用)。どのご当地グルメも、徹底的に地元産食材を使用することにこだわるのは、外から来る旅人をもてなすためだ。 ちょっと変わっているのは、「南富良野エゾカツカレー」だろう。食ブランドとしてエゾシカ肉が注目されるようになってから、南富良野町は「食べるエゾシカ」を実践することにしたという(「北海道ご当地エリアネットワーク」公式サイト参考)。食材までも新しく開発した、ご当地グルメなのである。 一方、郷土料理は、古くからその土地で食べられてきたもの。歴史や文化を背景にしている。たとえば、十勝地方の「豚丼(ぶたどん)」。発祥地の帯広市は、明治期から養豚が盛んだったという。地元の人たちになじみある豚肉を使った料理として誕生したようだ。根室市の「エスカロップ」は、漁師が早く食べられて、お腹を満たせるメニューとしてつくられたという。港町らしいエピソードである。どんな料理かというと、タケノコ入りのバターライスに薄切りのトンカツをのせ、デミグラスソースをかけたもの。この根室のソウルフードを体験してみてほしい。釧路市の名物「ザンギ」。発祥の店は、もともとは焼鳥屋だったのだとか。たまたま鶏一羽まるごと仕入れたときに、ぶつ切りにして油で揚げて提供してみたところ、人気メニューになったという。いまではすっかり“釧路の味”となった。

美瑛カレーうどん(美瑛町)、十勝芽室コーン炒飯(芽室町)、十勝清水牛玉ステーキ丼(清水町)、白糠タコつぶステーキ丼(白糠町)、オホーツク清里虹色うどん(清里町)、網走モヨロ鍋(網走市)ほか、ご当地グルメはまだまだある。そして、これからも新しく誕生するだろう。