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登山

日本アルプスのような山岳環境のなか、頂上を目指す

北海道の山々は、本州の、たとえば日本アルプスの山々に比べると、なだらかに見える。そうだろう、最高峰の旭岳でも標高2,291メートルなのだから。しかし、自然環境は、日本アルプスの3,000メートル級の名だたる山々とそう変わらない。緯度が高いためだ。高山植物や野生動物を愛でながらめぐるトレッキングコースもあるが、本気で頂上を目指してみるのもいい。

ひがし北海道で登山をするなら、やはり旭岳を目指してみたい。大雪山旭岳ロープウェイの姿見駅からだと、2時間ほどで頂上にたどり着く。時間に余裕があるなら、そこから間宮岳(2,185メートル)に向かい、脱衣所や洗い場などは何もない完全なる野湯「中岳温泉」、チングルマの大群落が見られる裾合平を通り、姿見駅に戻る「旭岳〜裾合平1周コース」を歩いてみてはどうだろうか。1周するのに約7時間。山の天気は変わりやすいので、しっかりとした装備で挑戦しよう。ロープウェイを使わない方法もある。ロープウェイ山麓駅のそば、登山口から姿見の池を目指す約4キロメートルの「天女ヶ原湿原登山道」だ。植生の移り変わりを間近に見ることができる。体力に自信があれば、旭岳山頂を目指してみるのもいいかもしれない。 黒岳(1,984メートル)も、ロープウェイとリフトが利用できるため(大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイ)、初心者でもわりと登りやすい。リフト降り場のある7合目から山頂までは約1時間半。短時間に登頂できるからといって侮るなかれ。大雪山の山々の大パノラマと、高山植物の花畑が見られるのだから。人気のコースをご紹介しよう。「黒岳・旭岳縦走コース」である。黒岳から、先述の間宮岳を通り、旭岳を目指す。このルートをたどるなら、北海道で二番目に高い北鎮岳(2,244メートル)の頂上も制したいところである。 地元の清里町で「道東のマッターホルン」と呼ばれて親しまれている山がある。標高1,547メートルの斜里岳だ。その姿はとても美しい。眺めるだけでも満足できるが、山頂を目指してみよう。頂上までは3時間ほど、そこから摩周湖やオホーツク海を見渡せる。晴れていれば、国後島まで見えるのだ。
羅臼岳(1,661メートル)は、知床半島を貫く知床連山の最高峰だ。登山ルートは二つある。斜里町の岩尾別登山口から登る道と、羅臼町の羅臼温泉登山口から登る道で、一般的なのは岩尾別ルート。羅臼温泉ルートは上級者向けである。ただ、一方の登山口から登り、もう一方の登山口へ下りる場合は、羅臼温泉からスタートしてほしい。逆は、遭難の恐れがあるという。

どの山にも、登山のルールがある。それは、自分の身を守るためであり、自然を守るためである。装備にも気を配りたい。真夏でも雪渓に覆われた山なら、アイゼン(鉄製の登山用かんじき)やピッケルが必要だし、ヒグマの多い山なら、念入りなクマ対策も必要だ。準備は万端にして、北海道が誇る名峰を楽しんでほしい。