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全国のそば通をうならせる、幻の逸品「摩周そば」を楽しめる3店

全国のそば通をうならせる、幻の逸品「摩周そば」を楽しめる3店

全国のそば通をうならせる、幻の逸品「摩周そば」を楽しめる3店

全国のそば通をうならせる、幻の逸品「摩周そば」を楽しめる3店

0_top_P2211811雄大な自然が広がる、道東の弟子屈町。

美しい風景を生み出すのは、過酷な自然環境でもあります。この町の夏と冬の気温差は60℃にも達するのですが、気温差と、夏の冷涼な気候を生かし、美味しい蕎麦の産地としても近年注目を集めています。

その特徴は、何と言っても鮮やかな色合いと、豊かな香り。
品質にこだわって丁寧に栽培された蕎麦ならではの美しい薄緑色が、全国のそば通をうならせ、名店からの注文が絶えない人気の摩周そばなのです。

ということで今回は、摩周そばの秘密、そして美味しいお蕎麦が食べられるお店をご紹介させていただきます。

※本記事は、「北海道ラボ」の記事を転載したコンテンツです。元記事はこちらよりご覧いただけます。

【摩周そばの秘密】

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摩周そばが幻と言われる所以、それはとにもかくにも、生産量が少ないからです。

弟子屈町でのそば生産は、平成2年から始まりました。現在の畑の面積は230ヘクタールほどで、10軒の生産農家がそば畑を作っています。

一般的に、そばは播種から100日ほどで収穫するのが一般的ですが、摩周そばの収穫はそれよりも早く、まだ実の青いうちに刈り取りをします。

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摩周そばの特長である、「淡いグリーン」は、少し早めの収穫によってもたらされた色なのですね。

刈り取られたそばの実は、その日のうちに「摩周そば乾燥工場」へ運ばれます。

こちらの乾燥工場では、生産者ごとに実が混じってしまわないよう、細かく仕切られた大きな容器で一軒ごとに乾燥を行っています。

容器それぞれの水分量を観察しながら丁寧に乾燥をし、ゴミ取りや選別を経た上で、製品に仕上げていきます。

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もちろん、仕上げの最後の工程「そば粉を挽く」作業にもこだわりがありますよ。こちらのそば乾燥工場では、現在も「石臼」を使っての製粉にこだわっているのです。

また、納品先によって挽き方を細かく変え、注文ごとに粉にする丁寧な対応も、摩周そばの美味しさを支えています。

手間はかかりますが、大規模生産にはないきめ細やかな管理と対応が、幻といわれる秘密でもあるのです。

それでは、そんなこだわりの摩周そばが食べられるオススメ店舗をご紹介させていただきますね。

文化の拠点でいただく、本格手打ち蕎麦の店「レストラン摩周」

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1軒目はこちら、弟子屈町随一の大型施設「釧路圏摩周観光文化センター」の中にある、レストラン摩周です。

外観からは少し想像しにくいかもしれませんが、こちらのお店は知る人ぞ知る、本格手打ち蕎麦のお店。

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ご主人が毎朝、その日に使う分だけを手打ちする蕎麦は、のどごしの滑らかな二八そば。細めに打ったそばはとても食べやすく、地元にもファンが多いそう。そんなレストラン摩周の一番人気が、こちら。なめこおろしそば、とろろそば、天ぷらそば、3種類のお蕎麦をそれぞれ味わえる「三点そばセット」です。どれも小ぶりの器ですから、女性でも心配いりません。

<かしわせいろ>

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鶏肉の旨味がたっぷりの温かいお汁でいただく「かしわせいろ」も人気です。

また、もう一つの看板メニューでもある豚丼とのセットメニューも、北海道らしくて大満足の逸品!

セットのお蕎麦は、温かいものか冷たいもの、どちらかを選んでください。
美味しいおそばを堪能した後は、こちらのお店のある「釧路圏摩周観光文化センター」内にある「更科源蔵文学資料館」にもぜひ立ち寄ってみてください。

弟子屈町の詩人、更科源蔵の力強く優しい言葉に、きっと元気をいただけるはずです。

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【レストラン摩周】

住所:北海道川上郡弟子屈町摩周3丁目3番1号 釧路圏摩周観光文化センター1階
TEL:015-482-1860
営業時間:11:00~16:00(※お蕎麦が無くなり次第、終了)
定休日:火曜日、第4月曜日(※祝日を除く)

 そば畑を眼前にいただく、自家栽培の田舎そば「摩周そば道楽」

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次にご紹介するのは、そば畑の前にぽつんと建つ、水車が目をひく「摩周そば道楽」。

風景に溶け込むような静かな佇まいがとても美しく感じられるお店です。

こちらのお店の自慢は、何と言っても自家栽培のソバの実を、挽きたて・打ちたて・茹でたてで提供していること。

珍しい手打ちの10割ソバが味わえるのも、この店ならではです。

実はこちらのお店は、もともとはソバ農家だったご主人が、70を過ぎてから始められたお店。
現在84歳を迎えられたご主人ですが、いつ訪れても優しく、穏やかに、心をこめた一杯を提供してくれます。
毎日変わらずに、丁寧にそばと向き合うご主人の姿も、心に響きます。

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こちらがお店一番の自慢、手打ちの10割そば「田舎そば」です。

皮付きのまま挽いたそば粉が3割ほど入っているため、とても香りが高く、しっかりとした蕎麦の味が楽しめる逸品です。

もちろん、二八の「もりそば」もあります。こちらはさっぱりとして上品な味わい。

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比べてみると、色の違いも分かりますね。(手前が田舎そば)

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温かな「かしわそば」もオススメの一品。

半年寝かせたという自家製の「かえし」に、親鳥のコクがよく合っていて、寒い季節にはぴったりです。

全てのお蕎麦についてくる煮物やお漬物など、自家菜園の野菜を使った手作りの小鉢にも、店主の優しい心遣いが感じられ、気持ちがほっこりと温まります。

「滋味あふれる」という言葉がぴったりの優しい雰囲気のお店、川湯温泉を訪れた際にはぜひお立ち寄りいただきたい名店です。

【摩周そば道楽】

住所:北海道川上郡弟子屈町川湯温泉7丁目5番12号
TEL:015-483-2929
営業時間:11:00~15:30
定休日:火曜日

母と娘の営む、老舗そば店「両国」

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母と娘の営む、老舗そば店「両国」

最後にご紹介するのが、こちら「両国」。

弟子屈町の市街地、役場のすぐ裏で代々続くそば店です。

何十年もそば打ちを続けてきた母と、その味を引き継ぐ娘、母娘2代にわたって切り盛りしているお店は、いつも活気があり、明るい雰囲気です。

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こちらのお店の一番人気は、「かしわそば」。

創業以来変わらないという秘伝のタレは、お出汁の旨味がしっかりと感じられ、最後まで美味しくいただけます。

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かしわそばに揚げ玉をトッピングした、「たぬきかしわそば」も嬉しい一品。

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そば本来の風味を楽しみたい方には、「もりそば」+「かしわぬき」のセットもオススメです。(※かしわぬきは、かしわそばのタレだけ=そば抜き)

こちらのもりそば、麺がとても太いですよね。

実は両国の麺は2種類あり、母の打つものは太くて平たく、娘のは細くてまっすぐなんです。

それぞれ美味しい2種類のそば、どちらの麺が運ばれてくるかは、行ってからのお楽しみ!

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なお、こちらのお店は「元祖そばラーメン」のお店としても有名なんです。

そばラーメンは、そばのタレをベースに作られたスープでいただく、ラーメンのこと。

つまり…蕎麦ではないんです。この記事は摩周そばの紹介ですからこっそり書きますが、実はそばラーメンも美味しくて大人気。

元気で温かな老舗の味、ぜひお試しくださいね。

【両国】
住所:北海道川上郡弟子屈町中央2丁目9番6号
TEL:015-482-3064
営業時間:11:00~18:00
定休日:毎月2日

おわりに

おわりに
今回は弟子屈町内の特産品、摩周そばをご紹介しました。

こだわりの生産者が作るお蕎麦は、品質維持のためなかなか量産できません。

だからこそ、産地まで来ていただき、とびきり美味しい挽きたて・打ちたて・茹でたてで召し上がっていただきたい…そんな想いで生産者から工場を経てお店へ、大切に繋いできた美味しいバトン。

そんな「摩周そば」に会いに、弟子屈町を訪ねてみてはいかがでしょうか。

※本記事は、「北海道ラボ」の記事を転載したコンテンツです。元記事はこちらよりご覧いただけます。