雄大な自然の中で育まれる豊かな食。
海、畑、牧場、山、川、森
壮大なスケールの生産風景と極上の食材。
そこにあるのは、ひがし北海道の食絶景。
ひがし北海道は、食材の宝庫です。
厳しい自然環境で育った食材達は、
旅行者の心を掴んで離しません。
- QUICK LINKS
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ひがし北海道の食絶景(森・山・川)
ひがし北海道の山中には、下界とは異なる空気が流れている。足裏に感じる土や落ち葉の感触、木々の葉擦れの音、鼻腔をくすぐる豊かな香りに五感を澄ますと、その静謐な雰囲気とは裏腹に、周囲には大小様々な命が溢れていることに気付く。太陽の光を糧に生態系を支える多様な木々や山菜。その恵みを享受するエゾシカやヒグマなどの野生動物。山からの養分を受け取った清流が育むニジマスやイワナ、オショロコマなどの川魚。生命の循環は、流れるように絶え間なく続いていく。
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ひがし北海道の食絶景(海)
ひがし北海道は二つの豊潤な海に囲まれている。一つはサハリン、千島列島、カムチャッカ半島に挟まれ、流氷や寒気の影響で豊富な植物プランクトンを内包するオホーツク海。1月~2月に発生し海を閉じる流氷は人の営みをも締め出すが、それは同時に海の命を育むための慈愛に満ちた期間でもある。もう一つはベーリング海から南極海まで広がる地球最大の海、太平洋。千島列島に沿って南下する親潮と日本列島沿いに北上する黒潮がぶつかる潮目は、世界中の海から運ばれてきた豊富な栄養を巡る魚介たちの饗宴の場となる。
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ひがし北海道の食絶景(牧場)
直径約1.5mの円筒状に固められた乾燥した草の塊。初めて見る人にとってはとても珍しい「牧草ロール」は、牧草の無い冬期間の牛たちの命を繋ぐ貴重な資源であると同時に、初夏から秋にかけての北海道を代表する観光絶景でもある。ひがし北海道で飼養されている約40万頭の肉牛と約72万頭の乳牛を支える、広大な大地と冷涼な気候が育む良質な牧草。一見ちっぽけな牧草は食物連鎖を通してブランド牛肉や牛乳・チーズ・バター・アイスなど様々にかたちを変え、日本の食を支えている。
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ひがし北海道の食絶景(畑)
ひがし北海道に足を踏み入れれば、広大な農場がどこまでも続く雄大な風景を何度も目にすることができるだろう。農業の大規模化は生産の効率化だけではなく、こうした「北海道らしい風景」も生み出している。食料自給率207%を誇り食料基地として日本を支える北海道の中でも、ひがし北海道は耕地面積の約半分を占める重要なエリア。昼夜の大きな寒暖差や東大雪や雌阿寒岳などから噴出した火山性土などの豊かな土壌からは、この土地ならではの様々な農作物が生み出されている。