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    花々の競演、野鳥たちの饗宴。

    ひがし北海道の春は遅い。本州では桜の開花が話題になるころ、こちらはまだ雪と枯れ野のモノトーンの世界だ。そのなかでいち早く春の営みを始めるのは、釧路湿原のタンチョウたち。この湿原の神(サルルンカムイ)は2月から3月にかけて恋の季節を迎える。相手の気を引くために大きな声で鳴いたり、ディスプレイという求愛ダンスを繰り広げる光景は優雅かつ壮観だ。うまく恋が成就すれば、6月にはひなが誕生することだろう。

    そして、春は突然のようにやってくる。雪が解け、心地よいせせらぎの音が大きくなる4月半ば、知床五湖や釧路湿原などの各地からミズバショウの開花の便りが届く。なかでもオススメは網走湖畔に広がるミズバショウの群生だ。52haにおよぶ日本最大級のスケール、可憐な白い花が湿地を埋めつくすさまは、一瞬、天国に足を踏み入れたかと思わせるほど。 ひがし北海道の春の花は総じて可憐な小花が多い。例えば阿寒湖畔や釧路湿原を足下に注意しながら歩いてみよう。フクジュソウ、エゾエンゴサク、ニリンソウ、オオバナノエンレイソウ、ヒトリシズカ、コマクサ、ヒメイチゲ etc. 挙げれば切りがないほどの貴重な花々が旅人に微笑んでくれるはずだ。 野鳥たちにとって春は旅立ちの季節だ。野付半島は天然記念物であるコクガンの日本最大の越冬地として知られる。その数、約6000羽!5月には北極圏の繁殖地に向けて旅立つ。屈斜路湖や釧路湿原のオオハクチョウも5月に飛び去る。逆に北上してくるのがアオサギたちの群れ。北へ向かう鳥と南からきた鳥が合流するつかの間の饗宴。ひがし北海道の5月は、国内外のバードウォッチャーたちにとってそわそわと居ても立ってもいられない季節だ。